【上級・西洋占星術】出生時間が解らない時に、推測する方法

 
 
こんにちは、結葉です。
 

 
今回は、
 
「出生時間が解らない時に、推測する方法」
 
についてお話します。
 
 
西洋占星術の鑑定を申し込まれる相談者の中には
出生時間がどうしても分からない
ということがあります。
 
出生時間は４分違えば
ホロスコープが違ってきてしまいます。
 
そのため、正確な鑑定結果を導き出すためには
必ず出生時間が必要になってきますが、
 
どうしても記録が見つけられず
分からないという場合には、
レクティファイという方法で
出生時間を逆算していくことができます。
 
 
レクティファイは簡単に言うと、
過去に起こった重要な事柄を洗い出していき、
その内容から出生時間を求めていくという
方法です。
 
事前に出生時間が何時くらいだったかを
親や親戚の記憶や法務局などの記録を元に
探してきます。
 
そして、
過去に起こった重大な事柄から、
読み解いていくのです。
 
 
レクティファイの技術はとても高度なものですし、
深い知識を必要とします。
また、同時に通常の鑑定以上に相談者から
多くの個人的なことを聞き出すことになります。
 
 
相談者の中には
過去のことを話したがらないということも
もちろんあるでしょう。
そうした場合には、無理に聞き出して
レクティファイを行わなければ
いけないということはありません。
 
 
なぜレクティファイを行うのかというと、
それは相談者に満足してもらえる鑑定を
行うためです。
 
相談者が満足してくれているというのであれば、
レクティファイを行わずに生年月日のみで
鑑定をしても良いのです。
 
 
レクティファイを行うか、
出生時間不明のままで鑑定を行うか、
その判断は占星術師が行わなければいけません。
 
相談者にそれぞれの利点と欠点をきちんと伝えて、
どちらで鑑定を行うのか選択してもらいましょう。
 
 
レクティファイは高度な方法であると同時に、
相談者が語りたくない情報までも
教えてもらわなければいけなくなる
可能性もあるのです。
 
相談者にとって何が一番ベストなのか、
そのことを常に考えて鑑定を行うことが
重要です。
 

 
 
 
 
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