「なんだか最近つまらない」そんなお客様には、感情を感じるエクササイズが有効【人気占い師のための顧客心理学】

 
 
こんにちは、結葉です。
 

 
今回は、
 
「なんだか最近つまらない」
  
そんなお客様には感情を感じる
エクササイズが有効です。
 
 
 
 
占い師にとって一番厄介なのは、
特に悩みが無いというお客様です。
 
 
これといって自覚している悩みは無いんだけれど、
なんだかつまらないし
幸せを感じることができない・・・。
 
 
こんなお客様もいます。
 
 
 
こうした時にまず考えるべきことは、
感情を抑えこんでしまっているのではないか、
ということです。
 
 
 
私たちは日常生活の中で
ごく幼い頃から感情を抑えこむ
ということをやっています。
 
 
・共働きの両親の負担にならないように
 甘えたい気持ちを抑える
 
・本当は遊びたいけれど
 親や先生の期待に応えるために
 勉強や習い事を頑張る
 
・褒められたいので
 自分の気持ちとは違っても
 褒められるための行動を取る
 
 
こうしたことの積み重ねで、
大人になった時にはいとも簡単に
感情を抑えられるようになっているのです。
 
 
 
感情を抑えるというのは
ある面ではとても便利なことです。
 
 
嫌な仕事でも何も感じずにこなすことができますし、
苦手な人との関係もスムーズにいきます。
 
 
何事にも淡々と対応できるのです。
 
 
 
しかし、その一方で弊害もあります。
 
 
その1つが
「原因はよく分からないけれどつまらない」
というような冒頭に出てきた訴えです。
 
 
 
感情はどれか1つだけを選んで
抑えるということができません。
 
 
もしも「嫌だな」と思う感情を抑えたとすると、
同時に「楽しい」「嬉しい」「幸せ」「悲しい」
「辛い」など
その他の様々な感情も
同時に感じられなくなってしまうのです。
 
 
そのため、嫌な仕事をこなすために
感情を抑圧していると、
達成感による喜びや
チームで働くことの楽しさを感じることも
できなくなってしまいます。
 
 
だから、何もかも
つまらなくなってしまうのです。
 
 
 
この状態を解消するためには、
抑えこんでいる感情をきちんと感じることが
大切になってきます。
 
 
しかし
「よく分からないけどつまらない」
という状態にまでなっているお客様の場合、
 
なかなかそこにたどりつくのも
難しいケースが多いものです。
 
 
 
そこで、お客様に提案したいのが、
何気ない瞬間に
「今自分はどんな感情か?」
と問いかける習慣を持ってもらうことです。
 
 
電車に乗っているとき、
道を歩いているとき、
家に着いたとき、
ごはんを食べているとき、
お風呂に入っているとき、
眠る瞬間・・・。
 
 
いつでも「今の感情は?」と
自問自答してもらいます。
 
 
 
最初は、ほとんど何も感じられないかも
しれませんが、続けていくと自分でも以外な
感情が出てくることがあるものです。
 
 
そして、それが、
つまらない毎日から脱却するきっかけになる
可能性もあるのです。
 

 
 
 
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