その問題、実は投影によって起こっているのかも【人気占い師のための顧客心理学】

 
 
こんにちは、結葉です。
 

 
今回は、
 
「その問題、実は投影によって起こっているのかも」
 
についてお話します。
 
 
 
投影というのは簡単に言うと、
自分の気持ちを人や物に
映し出す心の働きのことです。
 
 
例えば桜吹雪を見た時に、
「わぁ、きれい!桜色の風が吹いているみたい」
と言う人もいれば、
 
「何だか物悲しいね、桜が泣いてるみたい」
と言う人もいます。
 
 
 
同じ光景を見ても1人1人感想が違うのは、
それぞれの心の状態が違うからです。
 
 
違う心の状態を
今見ている光景に映し出しているので、
みんな違った感想を抱きます。
 
 
ただ見たものの感想について、
それぞれ違った感じ方をするというだけなら、
そう大きな問題や悩みになることはありません。
 
 
しかし、投影はそこだけに留まらないので、
多くの人の悩みを作り出す元にも
なっているのです。
 
 
 
パートナーとの関係に悩んでいる
お客様がやってきたとします。
 
 
このお客様はパートナーがいつも怒っている様子で、
家に一緒にいても落ち着かないし
つまらないと感じているのです。
 
 
では実際にパートナーに怒っている理由を
聞いてみたことがあるか?
と質問すると、
聞いたことが無いと言います。
 
 
つまり、パートナーが怒っているというのは、
お客様が見た時に感じた感想だったわけです。
 
 
 
これが人への投影です。
 
 
もしかするとパートナーは
全く怒っていないかもしれませんし、
ただ疲れているだけかもしれませんし、
リラックス状態になると
表情が不機嫌に見えてしまうタイプなのかも
しれません。
 
 
それなのにその他の可能性を一切排除して
「パートナーが怒っている」
とお客様は思い込んでいました。
 
 
 
これはつまり、
こうした状況や表情・態度の時には
自分なら怒っている、
ということを基準に判断している
ということになります。
 
 
そしてその判断をもとに
パートナーに接していますので、
自然と日常のコミュニケーションは減っていき、
どんどん望まない方向に
進んでいってしまっているというわけです。
 
 
 
ここでお客様にするアドバイスは、
パートナーが怒っていると感じる時に
自分の気持ちを観察するよう促すことです。
 
 
相手が怒っていると感じる時は
自分も怒っていることが多いものです。
 
 
その気持ちを感じることができれば、
パートナーに自分の感情を投影していることに
気づき、自分の行動や態度を変えることで
希望の関係を築いていける可能性が高まります。
 
 
 
投影は知らず知らずのうちに
やってしまっているものです。
 
 
鑑定の中ではそれを意識できるように
伝えることが大切になります。
 

 
 
 
ありがとうございます。こんな声をいただきました。
サロンメニューに「占い鑑定」を加えて、売り上げは右肩上がりに。(受講生の実績/インタビュー)
 
 

 
 
 
結葉塾では、全国で実績多数。
 
当事業は、
「占い」ビジネスモデルを公明正大に行います。
法律家の指導のもとで、健全に運営を行っています。
 
霊感商法、開運商法、誇大広告など、
お客様に損害を与える行為は一切いたしません。
また、宗教活動の関連性もございません。
 
ご安心下さい。