<タロットが教えてくれる変化のタイミングとその意味とは>
 
 
タロットで運勢を占うときには、
気になるのが変化のタイミングを
告げるカードです。
 
 
なぜなら、相談にやってくる人は
今の状態がイヤでそこから逃れたいからです。
 
そのためには何らかの変化が起こらなくてはいけません。
 
そのため、占いにやってくる人は
誰でも変化のタイミングを教えてくれるカードを
待ち望んでいると言っても過言ではないしょう。
 
 
ただし、変化といっても常に良い変化とは限りません。
少なくとも今の自分にとっては
良さそうには見えない変化の予兆を表すカードもあります。
 
 
タロットには、
良い変化なのか、悪い変化のなのか、
性質や勢いはどうなのか、
そういったことを強調するカードがあります。
 
 
良い変化のタイミングを告げるカードの代表は
「運命の輪」です。
 
「運命の輪」はラッキーがやってきていることを教えてくれます。
 
これまでは何をやってもダメだったかもしれませんが、
ここからはその逆で、
何をやっても幸運につながるのです。
 
人生の幸運期の到来です!
 
もしかすると本当の幸せがどこにあるのか、
という真理に到達できるタイミングを
教えてくれている可能性もあります。
 
「運命の輪」は輪の外側に取り付いているうちは
ラッキーとアンラッキーを繰り返しますが、
輪の中心に移動すれば常に変化することなく
安らかな状態を保てるからです。
 
 
 
悪い変化のタイミングを告げるカードとして
多くの人がイメージするのは
「死神」ではないでしょうか。
 
今まさにその大きな鎌で首を刈り取られそうな絵柄からは、
死やそれに値する恐怖がやってくることがイメージされます。
 
カードを引いた時点では
「死神」は絶望へと至る変化をもたらす存在に
思えるかもしれません。
 
しかし、今の状態が死ぬ(終わる)ことは、
新しい何かの始まりでもあります。
そしてそれが自分の探し求めていた何かかもしれないのです。
 
 
このように考えると、
良い変化も悪い変化も必要なもので、
その結果として最適な何かが生まれると
言えるのではないでしょうか。