【タロットって怖い?】
 
 
タロットカードには
物騒な絵が描いてある
カードが存在します。
 
少し刺激的ですよね。
 
私が幼いころ初めて手にした
雑誌の付録のタロットも、
死神や悪魔のカードが
不気味に描かれていました。
 
子供心に、
そんなカードを持っていると、
なんとなく悪いことがおきてしまうのではないか?
などと心配になったりしたものです。
 
 
 
ところで、
なぜタロットにはそんな不気味な絵や怖い絵が
描かれているのでしょう?
 
 
タロット以外の占いが出来るカードの中には、
天使や美しい景色だけで
構成されたカードもあるというのに…。
 
 
理由を簡単に説明すると、
タロットは『因果関係の読み解き』を
目的に使われることが多いからだと思います。
 
(天使や景色が描かれているカードは
『癒し』に使われることが多い。)
 
 
 
タロットには人間の成長過程や魂の成長過程が
描かれているといわれています。
 
つまり、
人生のテーマについて描かれています。
 
 
人生には夢や希望、
可能性や努力の結果
といったポジティブな事だけではなく、
 
成長の痛みや、困難、環境の理不尽さなど、
自分の力ではどうすることも出来ない状況があったりします。
 
 
そういった人生の局面
一つ一つを絵で表現してあるので、
物騒な絵が描かれているのです。
 
 
こういった怖い印象のカードがあるおかげで、
人生の厳しい局面や注意が
必要な局面を占うことができます。
 
 
 
良いことだけに偏らず、
バランスよく人生を考える為に、
必要なカードたちですね。
 
 
大切なことを学ばせてくれるカードたちなので、
他のカードと同じで怖くありません。
 
本当に大切なカードなのです。
 
印象に流されると、
大事なことを見落としてしまいます。
まさしく人生と同じですね。
 
・因果関係の読み解き。
・欠けていた視点の気付き。
・問題の見える化。
 
これらが占術の強みといえます。
 
 
良いも悪いも、
ハッキリした鑑定をする為には、
物騒な印象のカードたちの存在も
必要になってくるでしょう?
 
 
怖いカードの存在には
ちゃんとした理由があります。