<毎日気軽に触れて「私のタロット」と仲良くなる>
 
 
タロットを手に入れてすぐというのは、
まだタロットとの間に距離がある状態と言えます。
 
 
新品のカードは手に馴染みにくいですし、
まだ手に入れたタロットデッキの癖を掴めてもいません。
 
 
そのため、
まずはタロットカードと仲良くなるということから
始めることをおすすめします。
 
 
とはいっても特別な儀式をしなくてはいけない
というわけではありません。
 
 
基本は毎日触れるということです。
 
 
1日に1度、カードをシャッフル・カットして引いてみましょう。
 
 
何も難しいスプレッドに挑戦することはありませんし、
大きな悩みごとがなければいけない
ということもありません。
今の自分に必要なカードを教えてもらうために
1枚引けば充分です。
 
 
 
毎日これを繰り返していれば、
自然とカードが手に馴染んできます。
 
 
また、リーディングの練習にもなりますし、
その際にデッキそのものの癖を
つかむこともできるでしょう。
 
 
更には日々タロットに触れることで、
自分が扱いやすい内容を知ることもできます。
 
 
恋愛は得意だけどビジネス関連は苦手、
という具合に傾向が分かれば、
得意分野に特化したより専門的な鑑定が
できるようにもなっていくでしょう。
 
 
 
タロットの保管の仕方に難しい決まりはありませんが、
気に入った入れ物を用意して
それに入れておくようにします。
 
 
毎日手に取るのが嬉しくなるような、
そんなケースを用意してあげましょう。
 
 
ケースにしまう際の理想は、
しっかりとシャッフルした後
デッキを順番通りに並べて入れることです。
 
 
これはソーティングといって、
タロットを浄化する方法の1つとして知られています。
 
 
タロットでは様々なことを占いますが、
使い続けているだけだとカードが疲れてしまいます。
 
 
そこで浄化を行います。
 
浄化することで
休憩と栄養補給をしてあげるのだと
考えれば良いでしょう。
 
浄化の方法には、
クリスタルや音叉を使ったり、
セージの煙にくぐらせたりする方法もあります。
 
 
中でも最も手軽にできるのは
月の光の下に置く方法です。
 
満月の夜や明るくきれいに輝く月夜には、
窓辺にタロットを置いておくと良いでしょう。
 
 
大切な家族や仲良しの友達には
優しく接するものです。
 
 
新しく手に入れたタロットカードにも、
家族や友達に接するのと同じようにすると良いでしょう。
 
 
毎日挨拶し、気にかけ、
元気な状態でいられるように
ケアしてあげる。
 
そうすれば、最高の「私のタロット」になってくれるはずです。